登山とウルトラマラソンとテニスと釣りと

初めてのウルトラマラソン完走後に湧いてきた承認欲求を満たす為に始めたブログ。

登山で男女の絆は深まるのか?山中毒女と行く笠ヶ岳編

signof.me

 カップルが登山すると絆が深まるみたいですね。よく登山をする人だと男女で行く機会も多いけど、そこから恋愛に発展するわけでもない。女は割りきれるって言うからね。山友達と恋愛対象の男は違うみたいね。

 

俺も男女2人だけで登山することはあるのだけど、今回は同じテントで泊まるという初めての経験をすることになった。

 

一緒に行った相手は、山で新聞のインタビューを受けたときに、

新聞の人「あなたにとって登山の魅力はなんですか?」

女「中毒みたいなもん」

と答えていたので、山中毒女子と呼ぼう。

というか自分の山行の半分くらいがこの山中毒女と一緒になんだけど。

 

山中毒女子「山いこーや」

俺「どこか行きたい所ありますか?」

山中毒女子「笠ヶ岳いきたい」

俺「テント泊ですか?」

山中毒女子「それ以外に選択しある?」

山小屋という選択肢はないのか…

 

ちなみに山中毒女は自分のテントを持っていないので、お互いソロテントということはなく、一緒に寝ることに。

 

 コースは笠新道ピストン。山と高原地図のコースタイムは登りが8時間程度。このルートは水場とトイレがなく、かなりの急坂。カップルで登山デートはいかが?などと言える様な山ではない。

山中毒女的には、以前俺が日帰りで登ったのを知っていたので、1泊2日なら余裕で行けると思ってたのだろう。

 
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 笠新道入り口。ここから杓子平まで急坂が4時間半続く。


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 山中毒女子のペースに任せて登る。2時間ほど歩くと下山者ともすれ違うようになったが、ほぼ全員といっていいほど年配者ばかり。笠ヶ岳山ガールはいないのか?出会い厨にはお勧めできない山だね。

笠新道の後半樹林帯を抜けると、俺の根拠なき「あと、もうちょっと」発言で山中毒女子の機嫌が悪くなる。もう少しだと思うと残りの道のりが長く感じるそうだ。わかる。軽率だった。山中毒女子に嫌われてしまっただろう。


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3時間50分で杓子平についた。山中毒女子は健脚である。

 
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抜戸岳の登り辺りから持病の高山病の症状が…… 五歩進むと息があがる。反対に山中毒女子は高いと所にくるとテンションが上がるそうだ。俺の高山病は毎度のことと思ったか、お構いなしに先を進む。

こんな虚弱な男はきっと山中毒女子に限らず、大抵の女の子に嫌われるであろう。


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テント場から受付は10分ほど歩くので、設営場所で待ってもらうことにした。イケメン対応である。

山中毒女子のザックは65Lでテント持ちの自分が35L。最近の流行のウルトラライトに感化されて、小さめのザックでテント泊に挑戦した。


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 テント設営後に少し休んで山頂に来た。調度、山小屋は食事の時間なのか誰もいない。ハイシーズンの北アルプスの山頂で男女二人っきりではないか!しかも今まで雲で隠れてた槍穂高連峰が姿を現す。間違いなくこのタイミングで告白したら99%成功するだろう。

 

まあそんな勇気もなく、写真を撮ったら降りて夕飯を食べて、二人でテントにイン。照明を消すと真っ暗で何も見えず、横で女性がいるという実感もなく、特に語り合うこともなく就寝。目が覚めたら夜明け前だった。

 

 

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笠ヶ岳で見る朝日は絶景。赤く染まる空と槍ヶ岳。きっと一緒に見た山中毒女子もいつか俺のことは忘れても、笠ヶ岳で見た景色を忘れることはないだろうと、センチメンタルな気分になった。

その後、ウ○コがしたくなってトイレまで10分はキツかった……

 

笠ヶ岳山荘で働いていた人に聞いたけど、8月12日頃だったかな?(記憶が曖昧) 朝日が槍の穂先から出現するダイヤモンド槍が見れるっぽい。


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二日間は快晴。薬師 立山 劔まで見える。

この辺りはスマホの電波が繋がるので最新の天気予報もわかる。午後から崩れる見込みなので、写真に夢中の俺に構わず足早に進む山中毒女子。

 
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 帰りは振り返って何度も見てしまう。


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山で見かけるのが男が女に得意気にあの山は何か解説したりしてて、完全に間違ってること言ってる奴。あれ俺です。この日も薬師岳を黒部五郎と言ったり、劔岳を水晶といったりヒドイです。どうして男という生き物は、女の前で知識をひけらかしたくなるのでしょうか? 


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杓子平で見納め笠。


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下山の笠新道でずっと穂高見てたら、無性に行きたくなって、翌週日帰りでジャンダルム行った。

 

新穂高ロープウェイの登山口まで降りてきが車は鍋平の駐車場。徒歩30分ほどかかるけど、ここはイケメン対応。山中毒女子にはゆっくり休んでもらって、俺は車を取りに行き迎えに行く。

 

その後、ホテル穂高(日帰入浴13時~15時)で温泉入って、高山のまんぷく亭でローストビーフ丼を食べた。高山の古い町並みを一緒に歩けば完全にデート気分だったけど、山中毒女子はお疲れのようで、特に何もなく帰路についた。